避妊をせずに通常の夫婦生活を送っているにもかかわらず2年以上妊娠しない状態を不妊症と言います。
不妊症の原因となるのは女性側に排卵障害・卵管障害・ピックアップ障害・子宮因子・頚管因子など、男性側に乏精子症・精子無力症・無精子症が見られる場合です。
不妊症を克服するための最新医療は高度生殖治療です。原因解明・ストレスの緩和・薬物による体質改善・タイミング法といった一般的な不妊治療で妊娠しない場合には高度生殖医療で妊娠を目指します。
高度生殖医療には体外受精・顕微鏡受精・ギフトジフト法があります。これらは体外に取り出した卵子を精子と合わせて受精させ、ある程度分割した胚を子宮に戻す方法です。
通常の高度生殖医療に加え、排卵誘発剤を使用しないで未熟卵を採取し成熟卵まで培養する方法、無精子症の患者の精巣から直接精子を抜き出す方法、着床障害のある方のため長期培養した胚盤胞を移殖するブラストシスト培養法など、患者の症状に合わせたプログラムを組み合わせて治療を行います。